3.1 メール受信設定の概要
3.1 メール受信設定の概要
3.1.1 受信設定の概要
メール受信設定とは、本サービスのユーザー宛に送信されたメールに対してサーバー内で自動的に実行される処理です。
この処理には、次のものが含まれます。
項目 | 説明 |
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メール一括転送 | 該当のメールアドレス宛に送信されたメールを、そのまま他のアドレスに転送する機能です。 ・着信したメールを指定した他のメールアドレスに転送します ・転送先には4つのメールアドレスまでを設定してください。 ※入力項目に5つ以上のアドレスを設定された場合、エラーとなり、全てのアドレスへの配送が中止されますので、ご注意ください。 ※メールアドレスの@以降を必ず入力してください。 |
メール一括自動返信 | 該当のメールアドレス宛に送信されたメールを、その送信者に対して自動的にメッセージを返信する機能です。 |
メール個別ルール | 受信したメールが条件に合致する場合に転送、自動返信などの処理を自動的に実行するための機能です。 本サービスのウェブメールでは、メールの権限を付与されたすべてのユーザーが個別ルールの機能を使用でき、複数の「ルール」を設定できます。 |
3.1.2 メール受信実行順序
本サーバーに到着したメールに対する、自動処理の実行順序を、下図に示します。

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個別ルール設定でフォルダへ振り分けられたメールは適時、削除をウェブメール等にて実施いただく必要があります。 削除されない場合、サーバーの使用量を超過し正常にサーバーを利用できなくなる可能性があります。 |
<実行の順序>
① 本サーバーでは、メールが到着すると初めに「メール一括転送」の設定状況を確認します。
転送するメールアドレスが設定され、かつ「メールボックスに転送されたメールのコピーを残さない」に指定されている場合、メールを転送した後は次の処理に進まずに終了します。
「メール転送設定」がされていない場合や、転送先が設定され[メールボックスに転送されたメールのコピーを残す]が設定されている場合は、次の処理に進みます。
②「メール一括自動返信」の設定状況を確認します。
自動返信の設定が有効の場合には、該当の自動返信処理が実行されます。
また自動返信設定が有効、無効に関わらず、次の処理に進みます。
③ 個別ルールの設定を確認します。
受信したメールは、個別ルールの設定に従って自動処理が実行されます。
どの条件にも一致しない場合、メールは受信箱に保存されます。
なお、ウェブメール(Active! mail)でフィルター設定を実施している場合、ウェブメールを起動した時点で設定されたフィルターが適用されます。