6.2 お客さまDNSサーバーの設定

2023年2月8日

6.2 お客さまDNSサーバーの設定

お客さまでDNSサーバーをご用意される場合の、サーバー情報(MXレコードやAレコード等)をご案内します。

アドバイス
本サービスの提供DNSをご利用の場合は、標準で以下の内容が設定されています。
DNSレコード情報は「お客さま例」を適宜お客さま情報に置き換えてご確認ください。

6.2.1 ウイルスチェック/迷惑メールフィルタリングをご利用の場合

レコード種別設定項目お客さま例
お客さまドメイン名example.co.jp
NSDNSサーバー名お客さまご利用の
プライマリDNS/セカンダリDNS
A本サーバーのIPアドレス10.10.10.2(例)
Alocalhost.お客さまドメイン名127.0.0.1
MX迷惑メールフィルタリング・
ウイルスチェックサービス用
メールサーバー名
mwpremgw1.ocn.ad.jp
mwpremgw2.ocn.ad.jp
※プリファレンス値を「10」としてください。
TXTSPFレコード記載例
(送信ドメイン認証)
"v=spf1 +a include:_spf.mwprem.net ~all"
CNAME【任意設定】
FTPサーバー名
ftp.example.co.jp
CNAME【任意設定】
メールサーバー名
mail.example.co.jp
CNAME【任意設定】
受信(IMAP)用
メールサーバー名
imap.example.co.jp
CNAME【任意設定】
受信(POP)用
メールサーバー名
pop.example.co.jp
CNAME【任意設定】
送信(SMTP)用
メールサーバー名
smtp.example.co.jp
CNAME【任意設定】
Newsサーバー名
news.example.co.jp
CNAME【任意設定】
ウェブサーバー名
www.example.co.jp

設定例

6.2.1設定例の図

6.2.2 ウイルスチェック/迷惑メールフィルタリングをご利用にならない場合

レコード種別設定項目お客さま例
お客さまドメイン名example.co.jp
NSDNSサーバー名お客さまご利用の
プライマリDNS/セカンダリDNS
A本サーバーのIPアドレス10.10.10.2(例)
Alocalhost.お客さまドメイン名127.0.0.1
MXメールサーバー名example.co.jp
※他にMXレコードを記述しない場合は、プリファレンス値を「10」としてください。
TXTSPFレコード記載例
(送信ドメイン認証)
"v=spf1 +a include:_spf.mwprem.net ~all"
CNAME【任意設定】
FTPサーバー名
ftp.example.co.jp
CNAME【任意設定】
メールサーバー名
mail.example.co.jp
CNAME【任意設定】
受信(IMAP)用
メールサーバー名
imap.example.co.jp
CNAME【任意設定】
受信(POP)用
メールサーバー名
pop.example.co.jp
CNAME【任意設定】
送信(SMTP)用
メールサーバー名
smtp.example.co.jp
CNAME【任意設定】
Newsサーバー名
news.example.co.jp
CNAME【任意設定】
ウェブサーバー名
www.example.co.jp
レコード種別お客さま例の概要
NSレコード(1) お客さまご利用のDNSサーバー名
Aレコード(2) お客さまドメイン名のIPアドレス
MXレコード(3) お客さまドメイン名のメールを受信するメールサーバー名
CNAMEレコード(4) メールサーバー(POP、SMTP)の別名
(5) ウェブサーバーの別名
(6) その他のサーバーの別名
TXTレコード(7) 送信ドメイン認証で利用するSPFレコード内容
 (お客さまの必要に応じ、ご利用環境に合わせて記述)
注意事項
● 迷惑メールフィルタリングサービスご利用開始時の設定方法の詳細については、『迷惑メールフィルタリング・ウイルスチェック管理者マニュアル』をご参照ください。

「送信ドメイン認証で設定するSPFレコード」は、本サーバーを使ってメールを送信する場合の設定例です。弊社のDNSをご利用の場合は、SPFレコードは標準で設定されますが、弊社以外のDNSをご利用のお客さまは、必要に応じて、ご利用環境に合わせたSPFレコードを設定してください。
※ SPFレコードの記述書式に関するお問い合わせは、サポート外とさせていただきます。

● 本サーバーでは、ウェブサーバーとメールサーバー等が共通のIPアドレスとなっており、ウェブサーバーへホスト名なしでアクセスさせる(お客さまURLを「http://お客さまドメイン名/」という形態でご利用される)場合のAレコードや、メールサーバーのIPアドレスのAレコードを兼ねることが可能です。