3.5 サイトバックアップ
3.5 サイトバックアップ
3.5.1 バックアップの対象
「サイトバックアップ」は、管理者がウェブコンテンツや CGI スクリプトを手動でバックアップする機能です。
バックアップの対象となるのは、 /www/cgi-bin/ と /www/htdocs/ のディレクトリに限定されます。 また、これらのディレクトリ配下に実体が存在するものに限られます。 ーー バックアップ対象にならない例 ーー ▶️ 利用者が、 /users/<ユーザーID>/www/htdocs/<サイト編集権限名> にアップロードしたウェブコンテンツ ▶️ 「/www/logs/」 以下のファイル ▶️ 「/www/」 直下に格納された設定ファイル |
「バックアップ」されたファイルは、ファイルの内容、ファイルのパーミッションが保存されます。 |
3.5.2 バックアップの作成
「サイトバックアップ」で、ウェブコンテンツをバックアップする手順をご説明します。
1)コントロールパネルの左メニュー「ウェブサーバー」から、[サイトバックアップ]をクリックします。
2)[バックアップ作成]をクリックします。
3)バックアップ作成の画面が表示されたら、[バックアップ名]を入力して、[作成]をクリックします。
4)「新しいバックアップが作成されました。」と表示されたら、バックアップは完了です。
3.5.3 バックアップからの復元
「サイトバックアップ」でウェブコンテンツを復元する手順をご説明します。
1)コントロールパネルの左メニュー「ウェブサーバー」から、「サイトバックアップ」画面を開き、[バックアップ復元]をクリックします。
2)確認画面が表示されるので、復元を実行する場合は[OK]をクリックします。
3)「バックアップが復元されました。」と表示されたら、完了です。
●「バックアップからの復元」を実行すると、復元によって上書きされたファイルは、復元直前の状態に戻すことができなくなります。 ● バックアップデータからの復元を行なう前に、「バックアップの作成」をしておくことをお勧めします。 ● バックアップからの復元は、バックアップに含まれるファイルの追加のみ行なわれます。そのため、バックアップデータに対応するファイルがない場合、該当のファイルは削除されず、そのままの状態で残ります。 |
本サービスでは、次の2種類の方法でデータを復元することができます。 ■ バックアップ機能でバックアップされたデータの復元 コントロールパネルの「ウェブサーバー」にある「サイトバックアップ」では、 /www/htdocs/と/www/cgi-bin/ 配下にあるディレクトリとファイルをバックアップしておくことができます。 このバックアップ機能については、当マニュアルの「3.5.2バックアップの作成」と「3.5.3バックアップからの復元(当項目)」を参照してください。 ■ コントロールパネルの「ファイルの復元」 からの復元 本サービスでは、外部記憶装置とは別に、約1日分のディスクバックアップを保存しています。 コントロールパネルの「ファイル」から[ファイルの復元]を実施することで、ディスクバックアップされたディレクトリもしくはファイルを復元できます。 ※[ファイルの復元]については、『利用者マニュアル』 を参照してください。 |
3.5.4 バックアップデータの削除
作成したバックアップデータを削除する手順をご説明します。
1)コントロールパネルの左メニュー「ウェブサーバー」から、[サイトバックアップ]をクリックします。
2)削除したい[バックアップ名]の[削除]をクリックします。
※ チェックボックスで複数選択して、まとめて[削除]することも可能です。
3)確認メッセージが表示されたら、[OK]をクリックします。
4)「バックアップが削除されました。」と表示され、一覧から該当のデータが削除されたら、完了です。
3.5.5 バックアップデータの格納ディレクトリ
バックアップデータは、次の位置に格納されています。
■ index.txt
バックアップデータのファイル名と表示名を関連付けるファイルです。
バックアップを作成すると、自動的に更新されます。
■ バックアップデータの本体
バックアップデータは tar と gzip でアーカイブ化されて格納されます。
バックアップデータを削除する場合は、必ず「3.5.4バックアップデータの削除」の手順で実施してください。 /backup/ ディレクトリから直接削除すると、正常に動作しなくなる可能性があります。 |