3.6 ウェブサイト分析

2024年9月17日

3.6 ウェブサイト分析

3.6.1 ウェブサイト分析の概要

アクセス解析データやソーシャルデータを収集して、ウェブサイトの改善点や傾向を分析することが可能です。

傾向分析
アクセス数の推移 Webサイトのアクセス数と訪問者数を表示します。
表示期間:直近4週間、過去12カ月、月指定
アクセス元ページ Webサイトへのアクセス元の割合を表示します。
(直接アクセス、検索エンジン、他サイト)
検索数の推移 設定した分析ワードの検索数の推移を表示します。
関連検索ワード 設定した分析ワードを検索した人がその他の検索で使用したワードを抽出・表示します。
関連ニュース 設定した分析ワードが含まれるニュースを抽出・表示します。
ページ分析
ページ別アクセス数 Webサイト内のページ毎のアクセス数を表示します。
上位10ページのアクセス数グラフ Webサイトのアクセス数トップ10ページを表示します。
遷移図 対象ページ閲覧前後の遷移状況(アクセス元、アクセス先)を表示します。
訪問者分析
利用デバイス 訪問者が利用している端末の割合を表示します。
(PC、タブレット、スマートフォン、その他)
利用ブラウザー 訪問者が利用しているブラウザーの割合を表示します。
アクセス元地域 アクセス数が多い都道府県 上位10件を表示します。
アクセス元IPアドレストップ10 アクセス数が多い上位10件のIPアドレスを表示します。
AI分析
ウェブサイトを改善する方法を提示します。
注意事項
● ウェブサイト分析は、PHP8.xの場合のみインストールが可能です。
  PHP5.4ではウェブサイト分析をインストールできません。
※ お客さまのホームページの設計によっては、PHPを切り替える事で正常に動作しなくなる場合があります。ウェブサイト分析をインストールするためにPHPのバージョンを変更する場合は、必ず、ホームページの設計(プラグイン, WordPress等の互換性も含む)をご確認ください。

● ウェブサイト分析をご利用いただく場合 は、サーバー情報のAレコードにBizメール&ウェブ ビジネスのサーバーのIPアドレスが設定されている必要がございます。お客さまでDNSサーバーをご用意されている場合は、セットアップマニュアル「6.2 お客さまDNSサーバーの設定」をご参照の上、設定してください。

● ウェブ分析ツールをアンインストールすると、それまで蓄積した分析データも削除されます。

● 本機能は、お客様のウェブ利用方法によりデータの表示分析結果が異なります。
  また、参考値となりますので、データの精度を保証するものではありません。

3.6.2 ウェブサイト分析のインストール

ウェブサイト分析のインストール方法をご説明します。

1)コントロールパネルの左メニュー「ウェブサーバー」から、[ウェブサイト分析]をクリックします。ウェブサイト分析の画面が表示されたら、[MySQL管理パスワード]を入力して、[インストール]をクリックします。

手順1)の図

2)確認メッセージが表示されたら、[OK]をクリックします。

手順2)の図

3)ウェブ分析設定画面が表示されたら、完了です。

手順3)の図
ウェブサイト分析のインストールが上手くいかない場合

ウェブサイト分析のインストールが上手くいかない場合は、以下の手順をお試しください。

1) MySQLのIPアクセス制限を[拒否]に設定する

① 左メニューの「システム」から[IPアクセス制限]をクリックします。
② MySQLの「デフォルトの挙動」を[拒否]にします。
③ [設定を保存する]をクリックします。

手順1)の図

2) 再度「ウェブサイト分析」のインストールを実施する

インストール手順は、「3.6.2 ウェブサイト分析のインストール」 をご参照ください。

3.6.3 ウェブサイト分析の設定

ウェブサイト分析の設定方法をご説明します。

1)ウェブ分析設定画面で、「トラッキングタグ挿入ファイル」を選択します。

手順1)の図
アドバイス
● トラッキングタグを手動で挿入する場合は、[タグの手動埋め込み方法]をクリックして、<!– WebAnalysis –> から <!– End WebAnalysis –> までをコピーし、ウェブサイトの解析を行う全てのページに貼り付けてください。
アドバイス内の図

●[タグの自動修復]を「ON」にすると、定期的/1日毎にトラッキングタグの有無をチェックして、自動でトラッキングタグを修復します。
注意事項
● htdocsディレクトリ配下のHTMLファイル(拡張子:html・htm・HTML・HTM)が、自動挿入ファイル対象です。

● トラッキングコードの埋め込み場所は、</head> の終了タグの直前に挿入することを推奨します。

● 動的コンテンツへの埋め込みについてはサポートしていません。

2)サイト分析ワードの設定を入力します。

手順2)の図
アドバイス
分析ワードを入力することにより、検索傾向やニュースなどのソーシャルデータを取得して、アクセスパターンの分析や、ウェブサイトの改善点の分析を行うことができます。

3)「レポートメールの設定」の[通知先メールアドレス]を入力して、[分析設定の保存]をクリックします。

手順3)の図

レポートメール通知内容

レポートメール通知をONにすると、毎週月曜日に、通知先メールアドレスへウェブ分析結果が配信されます。
<例) 通知メール内容サンプル>

From:管理者ID@お客様ドメイン
subject: Bizメール&ウェブ ウェブ分析 サマリーレポート YYYY/MM/DD

Bizメール&ウェブ ウェブ分析サマリーレポートです。

先週(YYYY-MM-DD から YYYY-MM-DD まで)は、
XXXXユニークユーザーからXXXXのアクセス(ページビュー)ありました。


分析結果の詳細はコントロールパネルからウェブ分析をご参照ください。
https://独自ドメイン/ControlPanel/


本メールはウェブ分析機能より自動配信されています。
設定の変更/解除はコントロールパネルのウェブ分析設定からご設定ください

4)「ウェブ分析機能の設定が完了しました。」と表示されたら、完了です。

手順4)の図

3.6.4 ウェブサイト分析のアンインストール

ウェブサイト分析のアンインストール方法をご説明します。

1)コントロールパネルの左メニュー「ウェブサーバー」から[ウェブサイト分析]をクリックした後、画面右端の[設定]をクリックします。

手順1)の図

2)「ウェブ分析機能のアンインストール」画面で、[アンインストールボタンを表示]をクリックします。次に、[MySQL管理パスワード]を入力して[アンインストールを実行]をクリックしてください。

手順2)の図

3)確認メッセージが表示されたら、[OK]をクリックします。

手順3)の図

4)アンインストールが完了した旨のメッセージが表示され、初期インストール画面が表示されたら、完了です。