4.3 データベース

2024年12月26日

4.3 データベース

4.3.1 利用可能なデータベース

Bizメール&ウェブ プレミアムでは、MySQLとPostgreSQLが利用可能です。

データベースバージョン
MySQL8.0
※ MySQL5.7の提供は終了しました。
PostgreSQL12.15
phpMyAdmin4.4.15* / 5.0.4* / 5.2.0
PHP5.4と7.4の提供が終了しているため、今後コントロールパネルには表示されなくなる予定です
phpPgAdmin5.6
※ PHP8.xではphpPgAdminをご利用いただけません。pgAdminをご利用ください 。
pgAdmin6.21
アドバイス
ご利用可能なソフトウェアやアプリケーションなどのバージョンについては、以下の弊社サイトをご参照ください。
ソフトウェアのバージョン|Bizメール&ウェブ プレミアム

4.3.2 MySQLの利用開始(初期化)

「データベース」画面から、MySQLの設定変更・起動と停止・パスワード変更が可能です。なお、コントロールパネルからMySQLを最初に起動した場合に限り、MySQLを初期化する必要があります。

1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、MySQLの操作欄にある[利用開始]をクリックします。

手順1)の図

2)初めて使用する場合は、下図の「利用開始設定」画面が表示されます。
パスワードを入力して、[利用を開始する]をクリックしてください。

手順2)の図
注意事項
パスワードで利用可能な文字種や記号は以下の通りです。
▶️ パスワードは8~32文字の長さが必要です。
▶️ 英大文字、英小文字、数字、記号をそれぞれ1文字以上含む必要があります。
▶️ パスワードに利用可能な記号は、次のとおりです。
 @ # $ % ^ * ( ) _ + = – &

3)「MySQLを初期化しました。」と表示されたら、完了です。

手順3)の図

4.3.3 MySQLの利用開始

1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、MySQLの操作欄にある[起動]をクリックします。

手順1)の図

2)「MySQLデータベースが有効になりました。」と表示されたら、MySQLの起動は完了です。

手順2)の図

4.3.4 MySQLの停止

1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、MySQLの操作欄にある[停止]をクリックします。

手順1)の図

2)「MySQL データベースが無効になりました。」と表示されたら、完了です。

手順2)の図
注意事項
MySQLを利用しているアプリケーションがある場合は、MySQLを無効にすると正常にご利用できなくなりますので、ご注意ください。

4.3.5 MySQLのパスワード変更

1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、MySQLの操作欄にある[設定]をクリックします。

手順1)の図

2)パスワード変更画面で新しい[パスワード]を入力して、[保存]をクリックします。

手順2)の図

3)「MySQLのパスワードを変更しました。」と表示されたら、完了です。

手順3)の図
注意事項
MySQLを利用しているアプリケーションがある場合は、MySQLのパスワードを変更すると正常にご利用できなくなります。
該当のアプリケーション側に設定しているMySQLのパスワードも、変更後の新しいパスワードに修正してください。

4.3.6 MySQLの利用

PHPからのMySQL接続やODBC等を利用する場合に、下記の設定が必要です。

情報内容
ポート番号3306
接続ホスト名お客さまドメイン名、またはWebサーバーのIPアドレス、またはlocalhost
データベース名使用するデータベース名
IDデータベースへアクセスできる権限を持つMySQLユーザー名
パスワードMySQLアカウント作成時に設定したパスワード
アドバイス
*MySQLのストレージエンジンは、下記の4種類がご利用いただけます。
・ CSV
・ MRG_MYISAM
・ MEMORY
・ MyISAM
注意事項
<Bizメール&ウェブ プレミアム サーバー以外 からのODBC接続について>
● MySQLユーザーの特権変更および my.cnf での設定が必要です。
 ※ my.cnfは、コントロールパネルの[データベース]- MySQLの[設定]から編集可能です。
● 3306ポートが利用可能な状態か、コントロールパネルの[システム]-[IPアクセス制限]でご確認ください。
● ストレージエンジンはInnoDBです。

4.3.7 phpMyAdminの起動

MySQLをホームページ上から管理するためのソフト「phpMyAdmin」を有効化する方法を、ご説明します。

1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、phpMyAdminの操作欄にある[有効化]をクリックします。

手順1)の図

2)「phpMyAdminを有効化しました。」と表示されたら、完了です。

手順2)の図
注意事項
MySQLサービスを起動していないと、phpMyAdminをご利用いただけません。
MySQLが停止している場合は、「4.3.3 MySQLの利用開始」を参照してMySQLを起動してください。

4.3.8 phpMyAdminの停止

1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、phpMyAdminの操作欄にある[無効化]をクリックします。

手順1)の図

2)「phpMyAdminを無効化しました。」と表示されたら、完了です。

手順2)の図

4.3.9 phpMyAdminのログイン

1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、[phpMyAdminを開く]のアイコンアプリを開くのアイコンをクリックします。

手順1)の図

2)phpMyAdminのログイン画面が表示されたら、[ユーザー名]と[パスワード]を入力して、[実行]ボタンをクリックします。

手順2)の図
アドバイス
ログインには、サーバー管理者IDと「4.3.5 MySQLのパスワード変更」で設定したパスワードを使用します。

3)ログインが完了すると、下図の管理画面が表示されます。

手順3)の図
注意事項
MySQL や phpMyAdmin の利用方法などは、サポート対象外となります。

4.3.10 phpMyAdminのバージョン変更

PHPのバージョンによって、phpMyAdminを対応バージョンに変更する必要があります。

▶️ PHP8.xを使用 → phpMyAdmin5.2.0 + MySQL8.0

※ PHP7.4,PHP5.4およびMySQL5.7の提供は終了しました。

1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、phpMyAdminの操作欄にある[設定]をクリックします。

手順1)の図

2)バージョン変更画面が開いたら、必ず注意事項と現在のバージョンを確認した上で、問題がなければ[phpMyAdminx.x.xにバージョン変更]をクリックします。

手順2)の図

3)「phpMyAdminのバージョンを変更しました。」と表示されたら、変更完了です。

手順3)の図

4.3.11 PostgreSQLの利用開始(初期化)

「データベース」の画面から、PostgreSQLの設定変更・起動と停止・パスワード変更が可能です。なお、コントロールパネルからPostgreSQLを最初に起動した場合に限り、PostgreSQLを初期化する必要があります。

1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、PostgreSQLの操作欄にある[利用開始]をクリックします。

手順1)の図

2)初めて使用する場合は、下図の「利用開始設定」画面が表示されます。
パスワードを入力して、[利用を開始する]をクリックしてください。

手順2)の図
注意事項
パスワードで利用可能な文字種や記号は以下の通りです。
▶️ パスワードは8~32文字の長さが必要です。
▶️ 英大文字、英小文字、数字、記号をそれぞれ1文字以上含む必要があります。
▶️ パスワードに利用可能な記号は、次のとおりです。
 @ # $ % ^ * ( ) _ + = – &

3)「PostgreSQLを初期化しました。」と表示されたら、完了です。

手順3)の図

4.3.12 PostgreSQLの利用開始

1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、PostgreSQLの操作欄にある[起動]をクリックします。

手順1)の図

2)「PostgreSQLデータベースが有効になりました。」と表示されたら、PostgreSQLの起動は完了です。

手順2)の図

4.3.13 PostgreSQLの停止

1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、PostgreSQLの操作欄にある[停止]をクリックします。

手順1)の図

2)「PostgreSQL データベースが無効になりました。」と表示されたら、PostgreSQLの停止は完了です。

手順2)の図
注意事項
PostgreSQLを利用しているアプリケーションがある場合は、PostgreSQLを無効にすると正常にご利用できなくなりますので、ご注意ください。

4.3.14 PostgreSQLのパスワード変更

1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、PostgreSQLの操作欄にある[設定]をクリックします。

手順1)の図

2)パスワード変更画面で新しい[パスワード]を入力して、[保存]をクリックします。

手順2)の図

3)「PostgreSQLのパスワードを変更しました。」と表示されたら、完了です。

手順3)の図
注意事項
PostgreSQLを利用しているアプリケーションがある場合は、PostgreSQLのパスワードを変更すると正常にご利用できなくなります。
該当のアプリケーション側に設定しているPostgreSQのパスワードも、変更後の新しいパスワードに修正してください。

4.3.15 pgAdminの起動

PostgreSQLを管理するためのソフト「pgAdmin」を有効化する方法をご説明します。

1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、pgAdminの操作欄にある[有効化]をクリックします。

手順1)の図

2)「pgAdminを有効化しました。」と表示されたら、完了です。

手順2)の図
注意事項
PostgreSQLサービスを起動していないと、pgAdminをご利用いただけません。
PostgreSQLが停止している場合は、「4.3.12 PostgreSQLの利用開始」を参照してPostgreSQLを起動してください。

4.3.16 pgAdminの停止

1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、pgAdminの操作欄にある[無効化]をクリックします。

手順1)の図

2)「pgAdminを無効化しました。」と表示されたら、完了です。

手順2)の図

4.3.17 pgAdminのログイン

1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、pgAdminの右隣りにある[ログイン情報]をクリックします。

手順1)の図

2)pgAdminログイン情報画面が表示されたら、[Email Address]と[Password]をメモして、[閉じる]もしくは[pgAdminを開く]をクリックします。

※[pgAdminを開く]をクリックした場合は、手順4)に進んでください。

手順2)の図

3)コントロールパネルの画面で、[pgAdminを開く]のアイコンアプリを開くのアイコンをクリックします。

手順3)の図

4)pgAdminのログイン画面が表示されたら、手順2)でメモした[Email Address]と[Password]を入力して、[Login]ボタンをクリックします。

手順4)の図

5)ログインが完了すると、下図の管理画面が表示されます。

手順5)の図
注意事項
PostgreSQLやpgAdminの利用/操作方法などは、サポート対象外となります。