4.3 データベース
4.3 データベース
4.3.1 利用可能なデータベース
Bizメール&ウェブ プレミアムでは、MySQLとPostgreSQLが利用可能です。
データベース | バージョン |
---|---|
MySQL | 8.0 ※ MySQL5.7の提供は終了しました。 |
PostgreSQL | 12.15 |
phpMyAdmin | 4.4.15* / 5.0.4* / 5.2.0 * PHP5.4と7.4の提供が終了しているため、今後コントロールパネルには表示されなくなる予定です。 |
phpPgAdmin | 5.6 ※ PHP8.xではphpPgAdminをご利用いただけません。pgAdminをご利用ください 。 |
pgAdmin | 6.21 |
ご利用可能なソフトウェアやアプリケーションなどのバージョンについては、以下の弊社サイトをご参照ください。 ソフトウェアのバージョン|Bizメール&ウェブ プレミアム |
4.3.2 MySQLの利用開始(初期化)
「データベース」画面から、MySQLの設定変更・起動と停止・パスワード変更が可能です。なお、コントロールパネルからMySQLを最初に起動した場合に限り、MySQLを初期化する必要があります。
1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、MySQLの操作欄にある[利用開始]をクリックします。
2)初めて使用する場合は、下図の「利用開始設定」画面が表示されます。
パスワードを入力して、[利用を開始する]をクリックしてください。
パスワードで利用可能な文字種や記号は以下の通りです。 ▶️ パスワードは8~32文字の長さが必要です。 ▶️ 英大文字、英小文字、数字、記号をそれぞれ1文字以上含む必要があります。 ▶️ パスワードに利用可能な記号は、次のとおりです。 @ # $ % ^ * ( ) _ + = – & |
3)「MySQLを初期化しました。」と表示されたら、完了です。
4.3.3 MySQLの利用開始
1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、MySQLの操作欄にある[起動]をクリックします。
2)「MySQLデータベースが有効になりました。」と表示されたら、MySQLの起動は完了です。
4.3.4 MySQLの停止
1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、MySQLの操作欄にある[停止]をクリックします。
2)「MySQL データベースが無効になりました。」と表示されたら、完了です。
MySQLを利用しているアプリケーションがある場合は、MySQLを無効にすると正常にご利用できなくなりますので、ご注意ください。 |
4.3.5 MySQLのパスワード変更
1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、MySQLの操作欄にある[設定]をクリックします。
2)パスワード変更画面で新しい[パスワード]を入力して、[保存]をクリックします。
3)「MySQLのパスワードを変更しました。」と表示されたら、完了です。
MySQLを利用しているアプリケーションがある場合は、MySQLのパスワードを変更すると正常にご利用できなくなります。 該当のアプリケーション側に設定しているMySQLのパスワードも、変更後の新しいパスワードに修正してください。 |
4.3.6 MySQLの利用
PHPからのMySQL接続やODBC等を利用する場合に、下記の設定が必要です。
情報 | 内容 |
---|---|
ポート番号 | 3306 |
接続ホスト名 | お客さまドメイン名、またはWebサーバーのIPアドレス、またはlocalhost |
データベース名 | 使用するデータベース名 |
ID | データベースへアクセスできる権限を持つMySQLユーザー名 |
パスワード | MySQLアカウント作成時に設定したパスワード |
*MySQLのストレージエンジンは、下記の4種類がご利用いただけます。 ・ CSV ・ MRG_MYISAM ・ MEMORY ・ MyISAM |
<Bizメール&ウェブ プレミアム サーバー以外 からのODBC接続について> ● MySQLユーザーの特権変更および my.cnf での設定が必要です。 ※ my.cnfは、コントロールパネルの[データベース]- MySQLの[設定]から編集可能です。 ● 3306ポートが利用可能な状態か、コントロールパネルの[システム]-[IPアクセス制限]でご確認ください。 ● ストレージエンジンはInnoDBです。 |
4.3.7 phpMyAdminの起動
MySQLをホームページ上から管理するためのソフト「phpMyAdmin」を有効化する方法を、ご説明します。
1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、phpMyAdminの操作欄にある[有効化]をクリックします。
2)「phpMyAdminを有効化しました。」と表示されたら、完了です。
MySQLサービスを起動していないと、phpMyAdminをご利用いただけません。 MySQLが停止している場合は、「4.3.3 MySQLの利用開始」を参照してMySQLを起動してください。 |
4.3.8 phpMyAdminの停止
1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、phpMyAdminの操作欄にある[無効化]をクリックします。
2)「phpMyAdminを無効化しました。」と表示されたら、完了です。
4.3.9 phpMyAdminのログイン
1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、[phpMyAdminを開く]のアイコンをクリックします。
2)phpMyAdminのログイン画面が表示されたら、[ユーザー名]と[パスワード]を入力して、[実行]ボタンをクリックします。
ログインには、サーバー管理者IDと「4.3.5 MySQLのパスワード変更」で設定したパスワードを使用します。 |
3)ログインが完了すると、下図の管理画面が表示されます。
MySQL や phpMyAdmin の利用方法などは、サポート対象外となります。 |
4.3.10 phpMyAdminのバージョン変更
PHPのバージョンによって、phpMyAdminを対応バージョンに変更する必要があります。
▶️ PHP8.xを使用 → phpMyAdmin5.2.0 + MySQL8.0
※ PHP7.4,PHP5.4およびMySQL5.7の提供は終了しました。
1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、phpMyAdminの操作欄にある[設定]をクリックします。
2)バージョン変更画面が開いたら、必ず注意事項と現在のバージョンを確認した上で、問題がなければ[phpMyAdminx.x.xにバージョン変更]をクリックします。
3)「phpMyAdminのバージョンを変更しました。」と表示されたら、変更完了です。
4.3.11 PostgreSQLの利用開始(初期化)
「データベース」の画面から、PostgreSQLの設定変更・起動と停止・パスワード変更が可能です。なお、コントロールパネルからPostgreSQLを最初に起動した場合に限り、PostgreSQLを初期化する必要があります。
1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、PostgreSQLの操作欄にある[利用開始]をクリックします。
2)初めて使用する場合は、下図の「利用開始設定」画面が表示されます。
パスワードを入力して、[利用を開始する]をクリックしてください。
パスワードで利用可能な文字種や記号は以下の通りです。 ▶️ パスワードは8~32文字の長さが必要です。 ▶️ 英大文字、英小文字、数字、記号をそれぞれ1文字以上含む必要があります。 ▶️ パスワードに利用可能な記号は、次のとおりです。 @ # $ % ^ * ( ) _ + = – & |
3)「PostgreSQLを初期化しました。」と表示されたら、完了です。
4.3.12 PostgreSQLの利用開始
1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、PostgreSQLの操作欄にある[起動]をクリックします。
2)「PostgreSQLデータベースが有効になりました。」と表示されたら、PostgreSQLの起動は完了です。
4.3.13 PostgreSQLの停止
1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、PostgreSQLの操作欄にある[停止]をクリックします。
2)「PostgreSQL データベースが無効になりました。」と表示されたら、PostgreSQLの停止は完了です。
PostgreSQLを利用しているアプリケーションがある場合は、PostgreSQLを無効にすると正常にご利用できなくなりますので、ご注意ください。 |
4.3.14 PostgreSQLのパスワード変更
1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、PostgreSQLの操作欄にある[設定]をクリックします。
2)パスワード変更画面で新しい[パスワード]を入力して、[保存]をクリックします。
3)「PostgreSQLのパスワードを変更しました。」と表示されたら、完了です。
PostgreSQLを利用しているアプリケーションがある場合は、PostgreSQLのパスワードを変更すると正常にご利用できなくなります。 該当のアプリケーション側に設定しているPostgreSQのパスワードも、変更後の新しいパスワードに修正してください。 |
4.3.15 pgAdminの起動
PostgreSQLを管理するためのソフト「pgAdmin」を有効化する方法をご説明します。
1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、pgAdminの操作欄にある[有効化]をクリックします。
2)「pgAdminを有効化しました。」と表示されたら、完了です。
PostgreSQLサービスを起動していないと、pgAdminをご利用いただけません。 PostgreSQLが停止している場合は、「4.3.12 PostgreSQLの利用開始」を参照してPostgreSQLを起動してください。 |
4.3.16 pgAdminの停止
1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、pgAdminの操作欄にある[無効化]をクリックします。
2)「pgAdminを無効化しました。」と表示されたら、完了です。
4.3.17 pgAdminのログイン
1)コントロールパネルの左メニュー「アプリケーション」から[データベース]をクリックして、pgAdminの右隣りにある[ログイン情報]をクリックします。
2)pgAdminログイン情報画面が表示されたら、[Email Address]と[Password]をメモして、[閉じる]もしくは[pgAdminを開く]をクリックします。
※[pgAdminを開く]をクリックした場合は、手順4)に進んでください。
3)コントロールパネルの画面で、[pgAdminを開く]のアイコンをクリックします。
4)pgAdminのログイン画面が表示されたら、手順2)でメモした[Email Address]と[Password]を入力して、[Login]ボタンをクリックします。
5)ログインが完了すると、下図の管理画面が表示されます。
PostgreSQLやpgAdminの利用/操作方法などは、サポート対象外となります。 |