3.1 ディレクトリ構成

2024年4月2日

3.1 ディレクトリ構成

3.1.1 ディレクトリの概要

本サーバー内のディレクトリ構成を、次に示します。

3.1.1ディレクトリ構成の図

システム領域のディレクトリ・・・[1]
  サーバー運用上、必要なファイルが格納されるディレクトリです。

ユーザー領域のディレクトリ・・・[2]
  利用者 (ユーザー) 固有のファイルが格納されるディレクトリです。

メールディレクトリ・・・[3]
  利用者 (ユーザー) のメールが格納されるディレクトリです。

ウェブ領域のディレクトリ・・・[4]
  ウェブのコンテンツファイルをアップロードするディレクトリです。

アドバイス
● ユーザーID(管理者用) でログインした場合は、全ての領域にアクセス可能です。
● 利用者のユーザーIDでログインした場合は、/user/<利用者のユーザーID>以下のディレクトリのみ参照可能です。
注意事項
var配下の領域に関しては、お客さまにて独自に操作は行えません。

3.1.2 システム領域のディレクトリ

システム領域の各ディレクトリについてご説明します。

/
  システム領域の最上位のディレクトリ指定は / になります。

/backup/
  「ウェブサーバー」 の「サイトバックアップ」 でバックアップしたファイルが格納されます。「サイトバックアップ」に関しては、「3.5 サイトバックアップ」 を参照してください。

/etc/
  各種アプリケーション(個別ルールなど) の設定ファイルが格納されています。

/tmp/
  サーバー内で稼動する各種アプリケーションが、一時ファイルを作成するディレクトリです。

/var/
  主にMySQL関連のデータが格納されています。

注意事項
● システム領域のディレクトリ、もしくはディレクトリ内のファイルを誤って削除・編集した場合、システムが正常に動作しなくなることがあります。
  FTP や、コントロールパネルの各種ツールにある「ファイルマネージャ」を使用してシステム領域のディレクトリにアクセスする場合には、十分に注意してください。

● 誤って削除・編集をして、システムの修復が必要になった場合は、ファイルマネージャの[復元ファイル] からファイルを復元できる可能性があります。

※[復元ファイル]で復元されるのは、本サービスの日次バックアップ時点(午前1時~5時ごろ) のファイルです。「復元ファイル」についての詳細は、『利用者マニュアル』を参照してください。

3.1.3 ユーザー領域のディレクトリ

ユーザー領域の各ディレクトリについてご説明します。

3.1.3ユーザー領域ディレクトリの図

3.1.4 メールディレクトリ

メールディレクトリ内の各ディレクトリについてご説明します。

3.1.4メールディレクトリの図

3.1.5 ウェブ領域のディレクトリ

ウェブ領域の各ディレクトリについてご説明します。

3.1.5ウェブ領域のディレクトリの図
注意事項
● 各ディレクトリを削除された場合、正常にウェブコンテンツが表示されなくなりますので、削除しないでください。
● logsディレクトリを削除された場合、ウェブに関するログが正しく生成されなくなりますので、削除しないでください。
「サイト編集権限」を持つ利用者のディレクトリについて

利用者にサイト編集権限が付与された場合、該当のユーザーディレクトリに、ウェブコンテンツを格納する領域が作成されます。

例えば、利用者「example」のサイト編集権限名を「example2」と設定した場合のウェブコンテンツディレクトリは、/users/example/www/htdocs/example2 となります。

ウェブコンテンツの図

また、 /www/htdocs/<サイト編集権限名> というシンボリックリンクが 作成されます。
このショートカットは、/users/<ユーザーID>/www/htdocs/<サイト編集権限名> へ格納されます。

※ サイト編集権限については、「3.4 サイト編集権限 」をご参照ください。

アドバイス
サイト権限名が「test」、アップロードしたウェブコンテンツ名が「index.html」の場合、http://<お客さまドメイン>/test/で閲覧することができます。